MUKU-DATA  杉下見板+押縁  補修部分に柿渋塗装

自分で塗れるところは自ら塗ってみる。
木部にオイル系の塗料はプロでなくてもそれほどムラも出ずに
意外と簡単にできるものです。
直接生地の木部に触れる事で、その素材がぐっと身近に感じてくるものです。
そして、木材に触れる最大の楽しみの一つであるのがこの塗装作業。
生地の木材がオイルを塗る事で木目は際立ち色合いもしっとりと深く変わります。
その木がもっている本来の顔が見える瞬間でもあります。
花梨のB材でスピーカー台を大工さんに作ってもらいました。
木地のままの無塗装でも渋くていいのですが、
施主様自らオイル塗装を施したようで、
木目が浮き出てきてキレイと塗布後の写真が届きました。
こちらはチークの窓台
木材は自ら塗る、触れることで
より身近に感じられるようになる素材です。
追記:8/23
この猫ちゃん凄く可愛くてやんちゃでした。
猫が載っている板はカウンターに使った欅帯鋸目の余った材
お客さん自ら少し削り塗装をしてあったのですが
エージングされたような凄く古い感じのいい味わいになっていました。
これをローテブルとして脚をどうするか検討中です。

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